空気の熱でお湯が沸く。
それが、Wエコの給湯システム「エコキュート」。
エコキュートは、ヒートポンプで空気の熱を集めるから高効率。
従来の燃焼式給湯器と比較して、約30%の省エネルギー効果が期待できます。
それとともに、エネルギーを消費するときに排出するCO2を約50%削減することができます。

エコキュートとは
大切な給湯のエネルギー
家庭で消費されるエネルギーのうち「給湯」用はなんと34%を占めています。
すでに照明や家電製品はトップランナー方式の導入などにより聞きの高効率化が進み、暖房も住宅の高気密・高断熱化で省エネルギー化が進んでいます。
一方、消費エネルギーの約1/3を占める給湯はまだまだという状態。
「給湯の省エネルギー」がこれからの環境対策の大きなポイントなのです。

始まっています。給湯のトレンド・エコキュート
2001年度には約5,000台(推計)であったエコキュートの出荷台数も年々増加し、2005年度には約23万台(実績)に。
この5年間で累計約48万台を出荷し、今後も更なる普及が期待されています。

空気の熱でお湯を沸かす
エコキュートはヒートポンプの原理を利用してお湯を沸かします。
ヒートポンプとは、空気の熱を熱交換器で冷媒に集め、その冷媒を圧縮機で圧縮してさらに高温にし、高温になった冷媒の熱を水に伝えてお湯を沸かすしくみです。
空気の熱を上手く活用するので、投入した電気エネルギーの3倍以上の熱エネルギーを得ることができます。

約30%の省エネルギー。CO2排出量は約50%削減
エコキュートは、ヒートポンプで空気の熱を集めるから高効率。従来の燃焼式給湯器と比較して、約30%の省エネルギー効果が期待できます。
それとともに、エネルギーを消費するときに排出するCO2を約50%削減することができます。

給湯のランニングコストは月平気11,000円程度
エコキュートは昼間より約70%も割安な夜間の電気と、高効率なヒートポンプでお湯を沸かすので、ランニングコストも大幅に削減。月平均、1,000円程度というバツグンのコストパフォーマンスを実現します。
※試算条件
- 給湯負荷:IBEC(財)建築環境・省エネルギー機構)Lモードの43℃換算湯量(42L/日)+風呂保温(6.7MJ/日)
- 外気温度、給水温度:(社)日本冷凍空調工業会規格(JRA4050:2005)による
- 消費電力量:300Lフルオート(ヒーターレス保温)タイプでの試算、機器効率・除霜・沸き終い損失を含む、定期・冬・夏の3週間の消費電力量を計算
- 消費ガス量:従来型燃焼式給湯器(都市ガス)の機器効率80%(東京ガスカタログによる)
- 一次エネルギー発熱原単位:電気(9.76MJ/kWh、全日平均)、都市ガス(45MJ/m3、13A)
- CO2排出原単位:「地球温暖化対策の推進に関する法律施工令(電気は政府公表値による東京電力の値)
- 電気料金:東京電力「電化上手(季節別時間帯別電灯)」、通電制御型夜間蓄熱式機器割引あり、燃料費調整額を除く
(給湯使用量・気象条件などにより試算値は変動します。)